喫煙者は腰痛のリスクが高い!?喫煙と腰痛の意外な関連性

監修者青山朋樹 / 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 教授(医師、Ph.D)

ライター坪井大和 / 理学療法士 / 修士号(保健学)/ 日本学術振興会 特別研究員 / メディア編集長

タバコ

(c) Fotolia.com

【記事のポイント】
1. 喫煙は腰痛発生のリスクを高めるかもしれない
2. 喫煙は腰痛を悪化させる可能性がある
3. 毎日の喫煙本数を減らすだけでも、効果があるかもしれない

タバコは肺がんなど、さまざまな病気のリスクを高めることはよく知られています。では、タバコを吸うことと腰痛に意外な関係性があることをご存知でしょうか?

喫煙は腰痛にも影響しているのか

2009年までに発表された喫煙と腰痛の関連についての研究を検索すると、81件の研究がヒットしました。
その後、一定の基準をクリアした40件の研究結果について、今回の研究はまとめています。

喫煙は腰痛のリスクを高める

元喫煙者や喫煙者は、非喫煙者よりも腰痛の発生リスクが約1.3倍高くなったという結果が得られました。
この結果に関して、男女による差はありませんでした。

タバコの本数が多ければ、多いほど良くない

いくつかの研究では、一日あたりにタバコを吸う本数多い人ほど、慢性腰痛である可能性が高いことや、腰痛の発生リスクが高くなることも分かりました。

なぜ喫煙は腰痛によくないのか?

喫煙と腰痛の関係のメカニズムは完全には明らかとなっていませんが、喫煙によって血のめぐりが悪くなることが一つの可能性として考えられています。

喫煙は万病のもと!

腰痛には多くの要因が関わっていますが、その一つとして喫煙も考慮していく必要がありそうです。タバコは万病のもとと考え、今から禁煙をはじめてみませんか。1箱からいきなり0にするのではなく、1本ずつでも少なくしていくのも良いかもしれません。

(坪井大和)


▼参考文献
The association between smoking and low back pain: a meta-analysis.
Am J Med. 2010 Jan;123(1):87.e7-35.
[PMID: 20102998]

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