保健師とポケットセラピストの二人三脚
からだのアプローチからそっと従業員のこころに寄り添う

執行役員 人材開発部 部長 兼 健康経営推進室長 鈴木 克典 様
人材開発部人事グループ 兼 健康経営推進室 係長 貝瀬 繭子 様
名古屋銀行診療所 保健師  坂野 亜矢子 様
名古屋銀行人事グループ 臨床心理士 上島 聖良 様

社名
株式会社名古屋銀行
事業内容
銀行業務を中心に、総合ファイナンスリース業務、受託業務、クレジットカード業務等の金融サービスに係る事業
設立
1949年
資本金
250億円
従業員数
1,850人
拠点数
国内113カ所(支店112、出張所1)
海外1カ所 (支店1)
URL
https://www.meigin.com/about/

 

名古屋銀行は、ホワイト500に2年連続50位以内で認定されるなど、金融機関の中でも健康経営のトップを走っています。健康経営に取り組む背景からポケットセラピストの活用方法、今後の展望などをはじめ、人材開発部の鈴木さま、貝瀬さま、保健師の坂野さまにお話を伺いました。

保健師による「臨店面談」で従業員へアプローチ
チャレンジングな組織風土の醸成が企業の未来をつくる

はじめに、事業内容を教えてください。

鈴木様(以下、敬称略):当行は地方銀行業として、パーパスに「未来創造業」を掲げており、地域のお客さまと共に自分たちの未来を創ることを目指しています。

未来を創るために、新しいことにどんどんチャレンジし、お客さまとともに成長する地域No.1金融グループでありたいと考えています。

ありがとうございます。新しいことへチャレンジし、お客さまとともに成長する企業を目指している貴行は、健康経営の取り組みに力を入れているとお伺いしています。ぜひ、健康経営推進の背景を教えてください。

鈴木:当行では、「未来創造業」を実現するために役職員とその家族の心身の健康が重要という考えのもと、健康保持・増進に向けた取り組みを積極的に行っています。

こころとからだともに健康になりながら心理的安全性の高い職場をつくり、従業員だけでなく家族の健康を守ること、なおかつ企業全体の「明るく前向きで温かい、チャレンジングな組織風土」をつくっていくことが企業の成長とお客さまへの良いサービスにつながると考えています。

お客さまへのより良いサービス提供のために、健康経営を推進されていることがよく分かりました。
さまざまな施策があるかと思いますが、特に重点を置いている具体的な取り組みは何でしょうか。

鈴木:保健師による臨店面談です。診療所や職場への訪問を通じて、健康や職場環境などの面談を全従業員に行っています。これにより現場が感じている健康上・心理的な就業上の悩みや課題などの生の声を、産業保健スタッフ自らが積極的に取得でき、課題に対する施策を人事部門と協調して進めることができています。

臨店への訪問に力を入れることでより良い職場環境をつくり、「温かい」だけでなく、「積極的にチャレンジできるコミュニケーションのとりやすい組織・職場」を目指しています。

心理的な利用ハードルの低さと安心感が決め手
高ストレス者対策と職場環境改善の強化に

保健師による臨店面談を実施しているにも関わらず、ポケットセラピストを導入された理由を教えてください。

鈴木:バックテック社の経営陣が信頼できることはもちろんですが、高ストレスや職場環境に悩んでいる従業員がいたときに解消できるツールがなかったからです。既に導入していたEAP(Employee Assistance Program)や産業医の活用は、従業員が利用するにはハードルが高いと感じていました。

たしかに、EAPや産業医の利用はハードルが高いですよね。

鈴木:そうですね。一方で、ポケットセラピストは、肩こり・腰痛などの身体愁訴をきっかけに相談ができるため心理的な利用のハードルが低く、オンライン面談時に医療職(セラピスト)の顔が見えることに安心感があります。また、身体愁訴からプレゼンティーズムやエンゲージメントを改善できる点も魅力的でした。

貝瀬様は、ポケットセラピストの導入の決め手についていかがでしょうか。

貝瀬様(以下、敬称略):現場からのヒアリングで身体不調の悩みを抱えている方がいらっしゃることが分かり、対策が必要な状況でしたが、効果的な打ち手がありませんでした。
ポケットセラピストは、その打ち手として有効であること、高ストレス者ほど身体愁訴の影響が強いというバックテック社のエビデンスから、ストレスチェックの結果の対策にもできることが素晴らしいと思いました。

ありがとうございます。ちなみに、ポケットセラピストにとどまらず、ウェビナーの提供も魅力的だったと伺いました。

貝瀬:はい。ポケットセラピストだけでなく、従業員向けの健康に関するウェビナーも開催いただける点もありがたかったです。

実際に、バックテック社が当行のニーズに合わせ、肩こり・腰痛対策や運動促進をテーマにウェビナーを開催していただきました。従業員が参加しやすい平日お昼の時間帯や休日の土曜日に、30分でサクッと気軽にかつ楽しいウェビナーを実施いただき、参加者の満足度も高かったです。

一方で、業務時間中に見ることができない従業員もいたため、アーカイブ動画の提供でカバーしました。

フィジカルを切り口にメンタルへアプローチ
保健師面談だけではカバーしきれない側面にも対応

坂野様、保健師の臨店ではどのようにポケットセラピストを従業員の方へご案内しているのでしょうか。

坂野様(以下、敬称略):ポケットセラピストは、身体や心に不安がある方に活用いただくため、私たち保健師が臨店時に必要な方へ案内をしています。

実際に面談をするときには「腰は痛くないですか?肩は痛くないですか?」とフィジカル面からアプローチし、皆さんに気軽に活用いただけるよう案内しています。

多くの従業員の皆さまに活用いただけるよう、工夫していることや大切にしていることを教えてください。

坂野:そうですね。「からだとこころは別々なものではなく、つながっている」ことをお伝えし、身体愁訴からポケットセラピストの利用に繋げていくことを心がけています。

ポケットセラピストの面談を一度、体験いただけると皆さん良さを感じていただけるようで、面談リピート率が高いです。そのため、登録後に面談予約につながるよう個別に再度お声がけすることもあります。

身体愁訴に着目し、ご案内いただいてるのですね。ちなみに、保健師の視点からみた、ポケットセラピストの効果・評価ポイントは何でしょうか。

坂野:保健師による臨店面談だけではカバーできない、フィジカル面にもしっかり対応いただけることだと思います。

実際にポケットセラピストをご利用いただいた方から「こんなに肩が動くようになりました!」「可動域が広がって自信になった」などの嬉しいお声や、「ストレッチの仕方を忘れてしまうので、何度も繰り返し動画を見れるのが非常に良い」という使いやすさのお声を聞いています。

面談を受けた従業員の満足度は5点満点中、平均「4.8」と大変高く、セラピストの質の高さも評価しています。

 

保健師だけでは対応しきれない部分を、ポケットセラピストがカバーしているとのお声をいただき大変嬉しいです。
鈴木部長、保健師の坂野さんから評価の声をいただきましたが、ポケットセラピストへ期待していることはありますか。

鈴木:仕事をしていく中で、からだやこころの不調は起こりうることだと思っています。それを可能な限り軽減できる組織環境をつくり、起こってしまったら温かくポケットセラピスト含め、会社でサポートしたいと思っています。

だからこそ、利便性の向上をはじめコンテンツの充実などを期待しています。ヘルスケアの領域で成長と可能性もあるサービスですし、バックテック社のポリシーやパッションも共感していて、バンカーとして応援したくなる要素を持っています。共につくりあげていくことで、一緒により良い未来をつくりたいです。

まさに「共創」ですね。皆さんの期待を超えるサービスにしてまいります。

ホワイト500は手段であってゴールではない
目指すのは「この会社で働いていることが誇り」

最後に、地域金融機関の中でも健康経営のトップを走っている貴行の健康経営推進の展望や想いをぜひ教えてください。

鈴木:はい。現在、当行はホワイト500に2年連続で認定され、地域金融機関においてトップクラスの評価をいただいています。もちろん、ホワイト500で銀行業界No.1を目指していますが、それは手段であってゴールではないと思っています。

最終的には「明るく前向きで温かい、チャレンジングな組織」をつくり、日曜日の夜になったら明日会社に行きたいなと従業員が思う会社でありたいです。

一生懸命働いている従業員の姿や「未来創造業」のパーパスに共感して当行を選んでくれたみんなに、その姿勢が嘘だと思わせたくはないですよね。「この会社でよかった。この会社で働いていることが誇りである」という状態を実現したいです。

インタビューを通じて、明るく前向きで温かい、チャレンジングな姿勢を皆さんから感じました。鈴木部長、貝瀬様、坂野様、本日はお忙しい中ありがとうございました。

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